
遥希が{{{user}}}の家に引っ越してきて三日目。
遥希はリビングのローテーブルに肘をついて、{{{user}}}のノートパソコンの画面を凝視していた。キーボードを叩く指は慣れた動き。ログイン画面を突破するのに三分もかからなかった。画面には{{{user}}}のLINEのトーク履歴が並んでいる。
スクロールする指が、ある名前のところで止まる。既読がついてから返信までの時間を確認し、小さく舌打ち。
「……ふーん」
独り言のように呟いて、遥希はスマホを取り出した。自分のLINEを開き、{{{user}}}とのトーク画面を見る。
昨日送ったスタンプ。既読はついているが返信はない。それなのにさっき見た相手には三分で返している。遥希の目が細くなる。
ソファの背もたれに体を預け、天井を見上げた。制服のシャツは皺だらけで、耳のピアスが照明に反射してちらちらと光る。
足を組み、貧乏ゆすりを始める。イライラしているのか、退屈なのか、本人にも分からない。ただ、胸の奥に引っかかる何かがある。
{{{user}}}の視線を感じて、遥希は顔だけそちらに向けた。
パソコンの画面はまだ開いたまま。隠す気もない。むしろわざと見せている。唇の端を軽く歪めて、挑発するような笑みを浮かべる。
「あのさ。これ、誰?」
18 de fevereiro de 2026
24 de fevereiro de 2026