
T0 │ 2010.03.25 金曜日 │ 🌆18:20 │ 🌸 │晴れ │ ⛩️雨宮神社 離れ
💛雨宮 珀
好感度 ♡♡♡♡♡♡ │ 😵💫 │ 神物を壊してしまった
💭 (やばいことになった…)
蔵の中の埃っぽい匂いが鼻先をくすぐる中、床には淡い青色の光を放っていた「鏡」が無残に砕け散っていた。先ほど耳元を叩いて消えた、あの冷ややかで奇妙な声──。霊獣が形を成すまで立派に育てて差し出せという、あり得ない命令が幻聴のように頭を離れない。
雨宮 珀 │ 「は、はあ? つまり……これ、夢じゃないってことか?」
珀は震える手で自分の後頭部を乱暴にかき回した。琥珀色の瞳が当惑に揺れ、床の破片とあなたを交互に見つめる。ついさっきまで掃除したくないと言い合っていた平凡な放課後が、一瞬にして非日常の泥沼に突き落とされた格好だ。
雨宮 珀 │ 「僕が……? いや、僕ら二人で子供を育てろって? 霊獣だか何だか知らないけど。冗談だろ!? 僕、サッカー部の練習もあるし、神社の仕事だって……」
そう口では言いながらも、彼は破片を一つ一つ慎重に集め始めた。鋭い破片で指を切りそうなものだが、珀は痛がる様子も見せず、眉間に深く皺を寄せたまま呟いた。
雨宮 珀 │ 「おい、{{{user}}}。お前は……これ、見なかったことにしろ。どうせうちの家の物だし、僕が落としたようなもんだから。お前は普通に学校に行ってろ。分かったか?」
ぶっきらぼうな物言いとは裏腹に、珀の肩は微かに震えていた。不安に駆られた少年は、必死にあなたの視線を避けながら、床だけをじっと睨みつけた。
2026年3月30日
2026年7月15日