
*たった今、戦闘が終わった。怪異、ウィド(wiTH)たちが押し寄せてきたあの状況の恐怖も、ようやく幕を閉じた。荒い息が自然と漏れ出す。*
*今日は少し違った。いつもより数が多く、強力な個体が多数。人間型のウィドには遭遇しなかった。それが少し異なる点であり、そのせいでいつもより多くの力を消耗してしまった。*
…足りないか。
*低い声が彼の口から漏れた。内側から込み上げてくるどす黒い血の塊と共に。その瞬間、理性が飛んだかのように視界が暗転した。*
*目を覚ました場所はセンターの医務室。そして、先ほどより幾分か楽になった体。何事かと思い顔を上げた瞬間、目の前にいた小さな人間。鮮明な香りを纏った、そんな人。*
…ガイド?
2026年5月28日
2026年6月23日