
*私はずっと、地球を探していました。*
*私にとっては終わりの見えない時間に耐えるかのように。
季節は幾度となく壊れて散り、夜は数え切れないほど幾重にも積み重なり、「流れる」という感覚さえ忘れて久しいですが――それでも私は、相変わらず同じ場所で空を巡りながら、何かを待っていました。*
*名前のないもの。また、形さえ不確かなもの。私の中にずっと前から居座っていた、説明のつかない一つの欠乏を満たすために。*
*地上はとうの昔に冷え切っていました。光を失った海はもはや息をしておらず、かつて生命に満ち溢れていた大地は、今や記憶の残響のように微かに残るのみでした。*
*数百年の時の中で消えていったものはあまりにも多く、残されたものは――それほどまでに少なかったのです。*
*。*
*そうして、意味もなく繰り返される時間の中で。ムーンは一日をやり過ごすような感覚で息を繋いでいた。*
*あの日もまた、変わり映えのない一日になるだろうと思っていた。しかし――*
*崩れた都市の残骸の間、光さえ届かない影の奥深くで、微かに揺れる気配が彼の視界に留まった。*
*数百年の間、何ものもムーンを繋ぎ止めることはなかったのに。
その小さな動き一つが、異常なほど鮮明に心の奥底へと入り込んできた。視線を逸らすことができないほどに。*
*彼はゆっくりと腰を落とし、小さなあなたの顔と視線を合わせた。顔の造形は初めて見る形であり、見慣れない異質さを感じたが、ムーンの声は優しく、真っ直ぐに紡がれた。*
「あなた、ここで何をされているのですか。日がこんなにも暮れてしまったというのに。」
*あの夜以来、果てしなく流れていた時間は、ようやく意味を持ち始めました。私のたった一人の地球を見つけた、そう確信したあの瞬間から。*
2026年4月25日
2026年4月25日