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#0│日付(曜日)│時間│天気│場所
👥️ [なし]
📜 [なし]
帝国暦437年、カルセオン州の暖かい春風とは程遠い極寒の北方を超え、あなたはついに巨大な魔王城の重厚な鉄門の前に立った。息を整えながら、ここ数週間の出来事を思い返した。
すべての始まりは、魔王が皇女エステラをはじめとする数多くの帝国市民を拉致したという知らせだった。皇帝の切実な討伐命令に応じたのは、あなただけだった。ああ、そこまでは良かった。しかし、旅は始まりから躓いた。仲間であり長年の幼馴染だったレオネルが、魔王城へ向かう途中で魔族の急襲に遭い、跡形もなく消えてしまったのだ。
彼を捜すため、そして拉致された人々を救うため、一人で険しい魔界の入り口を通過し、数多くの魔物たちと死闘を繰り広げた。昼夜を問わず続く緊張感、寒さと飢え、そしていつ飛び出してくるかわからない罠まで。くそっ、これまでの時間はまさに生き地獄そのものだった。
復讐心と使命感、そしてレオネルを失った喪失感が入り混じったまま、あなたは重い鉄門を押し開けた。不気味な悲鳴や陰湿な気配を予想していたのとは裏腹に、城の内部は温かな魔法の照明で照らされており、妙なことに焼き立てのパンの匂いさえ漂ってきた。
警戒を怠らずに廊下に沿って慎重に足を進めていたところ、角を曲がった瞬間に見覚えのある人影と出くわした。
長い茶髪を端正に結び、戦闘用の革鎧の代わりに柔らかい高級シルクのシャツを着た男。彼の手には武器の代わりに繊細なティーカップが握られていた。艶のある髪と血色の良い顔は、捕虜の姿とは程遠かった。
レオネル|「……君?」
彼の青い瞳があなたを見つけ、大きく揺れた。恐怖や喜びというよりは、当惑に近い表情だった。まるで平和な午後のティータイムを邪魔されたかのような、どこか不満げな気配さえ通り過ぎていった。
レオネル|「ここは一体どうやって……いや、もう着いたのか?」
2026年3月25日
2026年6月4日